今日考えたこと

得た知識や考えたことのメモをとるのが主目的です

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

量と数の差

測定による実測値でも科学理論による予測値でも、結果として得られる量は数によって表される。 一方で、自然界に数は存在しない、数は人類の創造物である、と考える。 よって、自然界の量と数には写像による対応関係が想定される、とすることが自然な考え方…

数学は自然科学ではない

数学の対象は、自然界の事物に触発され形成された「概念」である。 例えば、数、図形、位相、群、などは、自然界に存在せず、いわば自然界に投影された仮想的対象と考えられる。 ゆえに、数学は自然を対象とする「自然科学」ではない、と考える。

自然認識の段階的推移

第一段階では、自然界において利用可能な存在物の属性が数字や図形を通して認識される。長年にわたり継続されることで、その利便性のゆえに自然界の構造と数学的構造の差異は捨象されて自然の数学化が進み、数学的構造が自然の構造と同一視されるようになる…

数学とは

数学とは、簡単に言うと、量や形象や代数的構造を研究する学問ということになるだろう。 そこで、名称を「形量構造学」と変えれば、本質が伝わるように思う。 「数学」という名称では、数という対象について研究する学問、という一面のみが増幅されて、一般…

数について

まず、目に見えるモノを人類の視点に基づいて分類することによりモノをグループ化する。次いで、あるグループに属するモノが目の前にある時に、その数量を大雑把に把握・管理するために、自然数あるいは整数が生み出された、と考えられる。 そして、把握・管…