今日考えたこと

得た知識や考えたことのメモをとるのが主目的です

三四郎のあらすじ

1.九州から上京する鉄道車両中の出来事。途中、名古屋で一泊した際の出来事。
名古屋から乗り合わせた老人(広田先生)との対話。

2.実家の知り合いの親戚である野々宮を、帝国大学理科大学の研究室に訪ねる。次いで大学構内池端で休憩中に、美禰子と出会う。

3.大学の講義が始まり与次郎と出会う。大学生活の様々な出来事を体験していく。野々宮の家で留守番中に起きた鉄道自殺で若い女性の死体を見る機会を得る。野々宮の妹、よし子、の入院先に届け物をしたあと、病院の廊下で美禰子と再会する。

4.  与次郎を介して広田先生と再会。与次郎を手伝って広田先生の引越しを手伝うことになり、引越先に掃除に行き同じく手伝いに来た美禰子と再会。一緒に掃除し距離が縮まる中、与次郎、広田先生、野々宮さんが合流する。

5.  野々宮さんの家を訪ねてよし子と会話する。団子坂に菊人形を見に、美禰子、野々宮さん、広田先生、よし子と同行する。皆とはぐれた美禰子に合流し、会場を出て田端の小川のほとりで休憩し対話。自分のことをストレイシープと言う美禰子の真意を図りかねる。

6.  与次郎の広田先生賛辞の論文を読む。美禰子から2頭のストレイシープを描いた絵はがきを受け取り、眺めて楽しむ。同級生の懇親会に出席してさまざまな学生の演説を聞く。陸上競技会を見に行き、美禰子とよし子を見つけて遠くからしばらく眺めて様子を伺い、二人に合流する。美禰子から絵はがきへの返事が無いことをなじられる。美禰子が、野々宮さんに肩入れしていることが伝わってくる。

7.  広田先生の家を訪ね、結婚についての考えについて対話する。次いで訪ねてきた画家の原口と広田先生の会話を横で聞く。帰りに蕎麦屋で一高生が与次郎の論文の話をするのを聞く。帰宅して母からの手紙を読む。

8.  美禰子の家に、与次郎に貸したお金を受け取りに行く。一緒に散歩し、銀行でお金をおろして受け取り上野に美術鑑賞に行く。美術館で原口と野々宮に逢う。三四郎と一緒にいるところを野々宮にあてつける美禰子に困惑する。

9.  精養軒の会に出席して、原口や広田先生の話を聞く。与次郎に貸したお金の穴埋めを実家に頼むと、野々宮さん宛にお金を送られ取りに行くことになる。野々宮さんの下宿で話をする。

10.  原口の家を訪ねて、美禰子をモデルに描いている様子を見学。帰りに美禰子と一緒に歩く。借りた金を返す話を皮切りに美禰子と対話するが、要領を得ぬまま見知らぬ紳士が美禰子を迎えに車で来ているのに出会い、そこで美禰子と別れる。

11.  与次郎の論文が広田先生に迷惑をかけてしまう。与次郎が広田先生に謝罪した後で、三四郎も広田先生を訪ねて長い対話をする。広田先生が気に入った一女性の話、母が父と別の男性との関係で生んだ男、の話を聞く。

12.  演芸会に広田先生を誘うが、会場迄しか来てくれず一人で席に着く。会場には野々宮さん、よし子、美禰子が一緒にいるのを遠くに見かけるが混んでいるので合流せず、ハムレットの上演を鑑賞する。閉幕後、美禰子とよし子が一度見かけた紳士と話しているのを見て、そのまま帰宅し数日インフルエンザで寝込む。与次郎やよし子が見舞いに来る。よし子から美禰子が結婚することを聞き、美禰子が教会から出て来たところで対話する。お金を返し、美禰子が結婚することを直接確認する。

13.  原口の描いた森の女という絵が展示会に並ぶ。美禰子は結婚した夫と見に来て、原口にいい作品だと夫婦で礼を言う。三四郎は、広田先生、野々宮さん、与次郎と見に行く。絵を見てから難しい顔をして腰掛に座っている三四郎は、与次郎に問われ、絵の題名が良くないと答える。どういう名前が良いかと問われると、ストレイシープと口の中で繰り返す。